時計エッセイ

【恩師の腕時計】

トキノート


中学時代、担任の先生が3年間同じ先生だった。
私が出会った中で1番好きな先生で、1番恩を感じています。

先生は体育担当でガッチリ体型。ブレスタイプの腕時計を使っていた。
「挨拶出来ねぇ奴は駄目だ〜!」と毎日誰かが言われてたな 笑

私には兄がいて、兄も先生にお世話になっていた。
人当たりも良くて勉強も部活も結果を残していた兄。そんな優秀な兄を知っている先生だけど、私と兄を比べる事はなかった。
「お前の良い所、先生知ってるから。」
と面談の時言われて、劣等感丸出し少年Aの私は普通に泣いた。
弱々しい心を救ってくれた恩人。

でね、この先生、腕時計の着用位置が手首側にあると気になるのか、腕を上げてブルッと振り、腕時計を肘側に寄せるのが癖だった。そしてその仕草が印象的だった。
授業中、その仕草を先生にバレずに何回真似できるかを友達と競っていたら友達だけバレて小突かれてたって 笑

当時は腕時計に興味が無かったので、先生のその仕草だけがやけに思い出となっていて、どんな時計を使っていたのか全然気にした事なかったな。
先生、何の時計使ってたのかなあ…。

ロレックス?何となく違う気がする。先生のイメージじゃない。

セイコー?うん、そうかも。

カルティエだったら笑う。
「先生、似合ってません」って言う 笑


最後にお会いして20年以上経過してしまったけれど、先生お元気かしら。
皆で将来の話をしていた授業中、
「どんな仕事でも良い!一生懸命やれ!」
先生が言っていたのを覚えています。
ロクでもない私ですが、今、先生にお会いしてもギリギリ恥ずかしくない人生を送っております。
グチャグチャの中学時代を支えてくださった、あなたのおかげです。

ありがとうございました。

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日々を綴りたい時計好き
地方で働く時計好きです! 私は時計の専門家ではありません。でも時計を見て思い出す人や景色があります。 このブログでは、そんな時計と人との繋がりを綴っていきます。 よろしくお願いいたします!
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