【シチズンを語ってみようと思ったが…】
2015年9月
私はハワイへ飛び立った!
新婚旅行である。
その頃愛用していた時計は、
シチズンのエコ・ドライブ。クロノグラフのモデルだった。
まだ腕時計を好きになる前。
5年後には自分の趣味が腕時計になるなんて、微塵も思っていない頃だ。
Amazonでポチッたその時計は2万円程だったか。カッコよかった。
目が肥えてしまった今では私の好みでは無いが、デザインがスタイリッシュで夏の服装に良く似合っているようだった。
いざ、ハワイへGO!
成田発ホノルル行き、ワクワクするー!
人生初の飛行機で片道7時間。なかなか長時間だったが退屈はしなかった。
時差があるから移動中に仮眠を取った方が良い事は知っていたが、それは無理。
ワクワクが瞼をこじ開ける。
映画2本見ればあっという間に到着!
念願のハワイに到着した私たち夫婦は、それはそれはビビりまくっていた。
ある程度日本語は通じると聞いていたが、聞こえてくるのは英語のみ。
なんとか予約したホテルへ到着した頃には疲れ果てていた。
「なんだか、疲れたねー。」
つい、妻に弱音を吐きそうになっていた。
…
それでね、腕時計なんだけど。
愛用してたシチズンが…
シチズン…。
いや…。ちょっと待て。
ここまで書いて分かった。
「思い入れの無い時計」を語るのは難しい。
シチズンの時計は間違いなく最高!
エコ・ドライブの正確さも、10年間1度も止まらず時を刻み続けた事には感動すらおぼえる。
デザインも気に入ってた!
しかし、シチズンを語ろうと書き始めた当記事、ハワイの話から膨らまない。
何故なら、欲しくて欲しくて堪らなくて購入した時計ではないから。
スマホで探して即購入した時計を、「他に腕時計を持ってないから」たまたまハワイで使っていただけだ。
そうか
私は時計に物語を求めているのか。
時計への思い入れに付随して人との思い出を求めているんだ。
新婚旅行に付けていった腕時計
それ以上でもそれ以下でもない。
何故ならこの頃の私は時計を好きになってなかった。
腕時計を旅行先で失くしてもかまわない、とさえ思っていた。
そりゃ自分の中で語れる腕時計に育ってくれる筈もない。
予算内で吟味して、数カ月悩んで、やっと購入して長い時間時計を愛でる。
そんな自分に変化した事がとても嬉しい。
物との正しい向き合い方を、腕時計が教えてくれたのかもしれない。
「好き」に真剣って、なんて素敵なんだ。
…
いや、
ハワイにはダイバーズウォッチを連れて行きたかった〜!!!!
今となってはな〜!!
