時計エッセイ

【少年時代の腕時計】

トキノート


ぽよんっぽよんっ。
ゼェゼェ。

こんにちは。腕時計好きの、メタボです。
贅肉をズボンに支えてもらってます。

こんなワガママボディの私ですが、少年時代は腹筋が割れていたのです。中学、高校生ですね。
バッキバキのムッキムキでした。

小学生〜高校までバスケを頑張った。
だけど、今回書きたいのは中学時代に駅伝大会に出場した時に使っていた腕時計のお話。

私が通っていた中学校には「特設」という形で駅伝部が存在した。
県や市が開催する駅伝大会がある時だけ結成されるのが特設駅伝部だった。
陸上部だけじゃなく色々な部から長距離の速い選手を引き抜きチームを作る。

私もチームに入れてもらえたのだった。

「ランニングシューズとストップウォッチ付きの腕時計を用意してね。」と顧問の先生。
シューズは持っていたが時計を持っていなかった。
親に小遣いをもらい、最寄りのスポーツショップへ向かった。

当時から優柔不断な私だけど、数種類の腕時計の中から選ぶのに1分もかからなかったと記憶している。
「コレだ!」と即購入。

この時計が生まれて初めての自分の腕時計となった。

駅伝大会が開催されるのは、夏休み明けすぐだったので私達は夏休み中毎日練習に明け暮れた。

毎日自己ベストを更新していくのが嬉しかった。 「実は結構才能があるのかも?」 そんな勘違いをしてしまうくらい、駅伝は楽しかった。
練習が終わるたびに時計を見る。 タイムを計ってくれた時計を見るたび、少しだけ誇らしかった。

多くのマラソンランナーはランニングシューズを相棒のように愛でるようだ。完走後に履いていたシューズに口づけする選手を皆さんは見たことあるだろうか?
そんな中私は腕時計に愛着が湧いていたのを覚えている。珍しい少年だったのかな…。
何にせよその頃から時計好きの片鱗が見えていたのだろう。

駅伝本番、チームは健闘したが次の大会に駒を進めることは出来なかった。
本気で練習していたので悔しかったが忘れられない思い出となっている。

おそらく大会の翌日からその腕時計は使ってなかったと思う。
だが未だに実家に保管してある。処分する選択肢は私には無かった。


あぁ。また走りたいな。本当に楽しかったな。
あの時計はもう動かないだろうな。電池から液漏れしてるだろう。

またランニングを始めるなら、今ならどんな腕時計を選ぶだろう。


…ていうか思った以上に走れなくてガッカリするかも。

ぽよんっぽよんっ。
ゼェゼェ。


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日々を綴りたい時計好き
地方で働く時計好きです! 私は時計の専門家ではありません。でも時計を見て思い出す人や景色があります。 このブログでは、そんな時計と人との繋がりを綴っていきます。 よろしくお願いいたします!
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