【時計は好きだけど時計屋には行かない。山田五郎さんの時計の本は読む。】
何故だろう。
ここ1年程、休日に時計屋さんに遊びに行くマインドが今の私には無い。
結局さ、目の保養にはなるけれど、予算的に時計が手に入る訳ではないので、トータルでガッカリの割合が大きくなる気がするから、だと思うんだよね。
話を聞きに行くだけでも楽しい店員さんがいる時計屋さんが近くにあれば行こうと思えるのだけれど、私の住む町には残念ながらそのような店員さんは居ない。
というか、出会えてない。
だけどせっかくの休日だ。時計の世界に触れたい。時計に想いを馳せたい。
ここは「読者」だな!
そう思い山田五郎さんの
機械式時計大全
という本を買った。
私、山田五郎さんが好きだったんです。お亡くなりになりましたね。
病気が憎いです。
とはいえ、恥ずかしながら、私が山田五郎さんをちゃんと知ったのは5年前とか、そのくらいだ。
つまり、時計に興味を持ち始めてから。
あんなに色んなジャンルで博士みたいな人を私は知らない。
その中でも時計の知識とか興味が深い方なのだと私は認識していた。
彼の著書
機械式時計大全
ずっと欲しくてね。なんか持ってればそれだけで時計好きっぽいじゃん 笑
ネットで少し調べたんです。
内容を少しだけ確認したんだけど、普段読書をする習慣のない私には文字が多すぎて買うのを躊躇っていたのです。
だけど山田さんの訃報を知り、速攻買ってきました。
ブログの勉強の為に買った本と、
機械式時計大全
今はこの2冊を並行して読んでいます。
普通の人ならすぐ読み終えるのだろうけど、私にとっては大変な事だ…。
だって、2行読む度に睡魔と目が合うんだぜ?
それでも機械式時計大全を3分の2読み終えていることを褒めてくれて 笑

内容を全て理解してる訳ではないけれど、間違いのない質の情報を山田五郎さんに教えて頂いていると思うと幸せだ。
山田さんが自身の人生をかけて積み重ねた時計愛。時計の機構の仕組みも歴史も人物も、彼の脳内に収まっていたのかと驚きを隠せない。
私は今、次に購入する時計で悩んでいる。予算内で一生懸命購入するんだ。失敗は怖い。
だが、山田さんの言葉を借りると
「失敗こそが見る目を養う」のだそうだ。
「骨の髄からの後悔が逆に見る目を磨く」のだそうだ。
私は山田さんの言葉のチョイスも大好きだ。
骨の髄からの後悔。
後悔を人生の糧にして生きていく男の覚悟を感じる響きがある。
ブログを書く身として、言葉のセンスさえも彼への憧れを加速させた。
…
まぁでも失敗は怖いから。今日は静かに読書をして時計に想いを馳せよう。知識を身につけよう。
それと、彼が時計を通して出会ってきた人達が彼の言葉を介すると、皆尋常ではなく魅力的な人達のようだった。
どうやら、私も時計好きの出会いを求めて時計屋さんに足を運んだ方が良さそうだ。
